王子様は13歳
王子様は13歳
一応、恋人同士になった私達。
だからといって、いつもと何もかわらないんだけど。
留貴が勉強してて、その間、わたしは留貴の部屋でノンビリ過ごす。
「終わった」
と言って、教科書とノートをしまう留貴。
「まどか、食ってばっかだったら太るよ」
チョコレートケーキを食べてた私に向かって、そう言う。
だって…美味しいんだもん。
「今、キスしたら甘そうだよね」
…ぶっ!
と、チョコレートケーキを吐き出しそうになり、むせかえる。
「してもいい?」
と、留貴は顔を近づけてくる。
本当に、マセてるなあ…と顔をポリポリかいた。
留貴は、チョコレートケーキを食べてないはずなのに、甘く感じた。
それは、私がケーキを食べてたから?
触れるだけのキス。
それでも、好きの気持ちが充分に伝わってきた。
留貴は、ごちそうさまのポーズをした。
私は食べ物じゃないんだけど…と言うと留貴は笑った。
10こも下だけど、私よりしっかりしてて、かっこいい、私の王子様。
★おしまい★
だからといって、いつもと何もかわらないんだけど。
留貴が勉強してて、その間、わたしは留貴の部屋でノンビリ過ごす。
「終わった」
と言って、教科書とノートをしまう留貴。
「まどか、食ってばっかだったら太るよ」
チョコレートケーキを食べてた私に向かって、そう言う。
だって…美味しいんだもん。
「今、キスしたら甘そうだよね」
…ぶっ!
と、チョコレートケーキを吐き出しそうになり、むせかえる。
「してもいい?」
と、留貴は顔を近づけてくる。
本当に、マセてるなあ…と顔をポリポリかいた。
留貴は、チョコレートケーキを食べてないはずなのに、甘く感じた。
それは、私がケーキを食べてたから?
触れるだけのキス。
それでも、好きの気持ちが充分に伝わってきた。
留貴は、ごちそうさまのポーズをした。
私は食べ物じゃないんだけど…と言うと留貴は笑った。
10こも下だけど、私よりしっかりしてて、かっこいい、私の王子様。
★おしまい★