私ノ夢物語〜短編集〜



でも僕は,病に蝕まれている身体でもあるし『羅刹』になっている身なんだ。



でも君は,いつでも僕に笑いかけてくれるし優しくしてくれる。



そんな君に本気になった。



どんな僕でも君は愛してくれたから,僕もどんな君でも愛していこうと決めたんだ。



君を忘れられない。



その位,僕は愛してるんだ。



僕は僕なりに君に愛情を注いだし,いつでも君を愛していたんだ。



物語には必ず終わりがあると言うけれど,僕はまた出会えたら続きなんじゃないの?と思う。



でも,また出会えるのは偶然だと思うし奇跡だとも思うんだ。



それでも良いから,君に会ってこの記憶が無いならまた1から始めよ?



たとえ,僕達が離れてても僕が君を見つけ出すからそれまで待ってて?



君がどんなに遠くても,僕は見つけ出すよ。


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