大魔法使いの孫




 「こらぁー!そこなにしてるの!」



 騒ぎに先生も気づいたのか怒鳴り声を上げて、近寄ってきた



 「この子一人だったから」


 「一人だからってイジメちゃいけません!」


 おぉ、今どきイジメを止める先生が…


 「先生、貴女みたいな位がこの私に逆らえるのかしら?お父様に言ったら貴女なんて直ぐにでも消えるわよ?」


 「………死なない程度に絡みなさいね」


 いるわけないか。


 ってか、さっきの発言スゴく気になるんだけど


 『貴女みたいな位が』とか『お父様に言ったら貴女なんて直ぐにでも消えるわ』だっけ?


 

< 120 / 294 >

この作品をシェア

pagetop