大魔法使いの孫



 「取りあえず、ここから逃げるぞ」



 「うん」


 なんかその睡眠の魔法は、五分しか効果ないらしい



 「ハァ…ハァ…」


 「もう、この辺で良いだろう…」


 走るの疲れました…


 「あ、ホウキ学校に忘れたっ!」


 「あ、俺もだ」


 「何やってるの、アタシら…」

 
 二人して忘れてたよ


 「まぁ、歩いて帰ろうぜ?盗られたりはしねーよ。魔法で皆ロックかけてるし」


 「まぁ…そうだけど」


 明日の朝、歩いて来なきゃいけないじゃない



 
< 144 / 294 >

この作品をシェア

pagetop