大魔法使いの孫




 「何で避けんだよ」



 うわっ、スゴく不機嫌…


 「いや…迫力で?」


 「確かに迫力凄かったな、メイクとか」


 まぁ、それもあるね


 あのメイクはケバすぎ…


 つけま何枚重ね?って感じだった



 「ほら、行くぞ」


 「へ?」


 アタシは、手をひかれるがまま会場を後にした




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