大魔法使いの孫




 「おまっ…お前強すぎ…」


 「そうかな?」


 まぁ、アルリンのスパルタ教育のお陰かな?



 尚、今日頑張ったしジュースでも奢ってあげようかな?


  ん〜…オレンジとか?


  無難にオレンジで良いか!


 ーピピピ…ゴトンッ!


 さーてと、戻ろうかな


 アタシが尚のところに戻ろうとしたとき、


 「茜っ!」


 尚が何やらすごい顔で走ってきた


 「どうしたの?」


 「どうしたのってお前…どこ行ってたんだよ!」


 「へ?ジュース買いに。あ、これ尚の分ね!」


 「………」


 「あれっ、尚?」


 急に黙り込んでどうしたのかな?



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