大魔法使いの孫



 【side茜】



 その頃茜はー…



 「わたあめ〜♪」


 わたあめの事しか頭になかった


 「お譲ちゃん」


 わたあめ屋の近くに来た時、若くてチャラい金髪の男の人が五人近づいてきた




 「なんですか?」


「うわっ、スゴく可愛いじゃん!ラッキー♪」


 「一人で来たの?」


 「いいえ、友達と一緒ですが?」


 「じゃあ、その友達と俺らで遊ばない?」


 えー…尚嫌がりそう


 あ、けど相手は女じゃなくて男か!



 んー…でも、断っとこう


 「ごめんなさい」


 「良いじゃん!遊ぼうよ〜」


 えー…この人話聞いていないし


 しかも腕掴まないで!


 「離してください」


 「俺らと楽しいことしようよ♪」


 楽しいこと?


 なにそれ?射的ゲームでもするの?


 するんなら尚とやるよ…




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