大魔法使いの孫



 「アルリンは…アタシの家族じゃないけど家族みたいな人」



 この人のお陰でアタシは寂しくなかった


 ありがとう…


 「もう時間がない…っ!さぁ、早く入ってくださいっ」


 もうすでに向こうに繋がる通路は作られていた


 「尚……例え死んでしまってもアタシは、尚ことが








 大好きよ。」


 ひと粒の涙が頬を伝う



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