大魔法使いの孫
異変に気づいたのかアルリンが駆けつけてきた
「茜様っ!」
「尚が…尚が…」
「…ドクーゼですね?」
「お前さんはアルリンか…(笑)久しぶりだな」
「何年ぶりでしょうね…」
「ワシはこの時を待っていた。あの二人に復讐するために」
復讐…?
「ただの妬みでしょう?貴方は」
「その口、今日で終わりにしてやる」
…止めて
アルリンまで無くしたくない
止めて…
「これは新開発した兵器…これを」
「止めてーっ!!」
ドクーゼは何かも持ちだしたかと思ったら、それを地上にばら撒いた
次々と倒れていく仲間たち
そして、アルリンと千里…
そしてアタシも……かと思ったらアタシは何故か平気だった
なんで…?
「あ…かねさ…ま、命にかえても…お守り…し……」
「アルリンっ!!」
たぶん、アルリンが結界を張ってくれたんだ
けど一人だけ生き残ったって…虚しいだけじゃん