大魔法使いの孫



「茜様、そろそろ宜しいですか?」


 「はい…」


 「では、参りましょう」


 そう言うと、目の前に丸いブラックホールのようなのが現れた



 サイズは学校の教室のドアぐらい


 「これは、向こうの魔法界に繋がっています。では、行きましょう」


 これが…魔法界への入り口


 この中に入れば、アタシに関わった人の記憶は全て消える


 ………。



「バイバイ…千里」


 アタシはそう呟いて中へ入った



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