大魔法使いの孫



 【side尚】



 ーザワザワ…


 『あの子噂のさぁー…』


 『あの子なんだ!』



 『頭良いのに何でB組なの?』


 『きっと、あれじゃない?頭良くても魔法実践は得意じゃないんだよ』



  『あー、運動音痴ね』


 うるさい…


 ってか、急に辺りがうるさくなったぞ


 誰か来たのか?


 俺はうつ伏せ態勢ながらも、チラリとドアの方に目を向ける


 そこに居たのは…



 屋上のあの女。


 何でここに??


 
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