大魔法使いの孫



 「先生、大丈夫ですか!?」


 「貴女は…矢田さん。僕は一体…」



 「最近の事で構いません。なにか、変わった事はありませんでしたか?」


 「変わった事?…そう言えば、僕の周りが黒い煙に包まれたんだ。その内に意識が…」


 黒い煙…ね


 「先生はきっと、何者かに乗っ取られていたんです。その黒い何かに…」


 「そうですか…」


 とりあえず、帰ったらアルリンに報告かな



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