ツンツン妹×デレデレ兄


「辛かったよね。舞は一人でずっと悩んでたのね・・・・・・気づいてあげられなくてごめんね・・・。」



お母さんの言葉に、あたしは自然と涙が出てきた。



「・・・うっ・・おかあ・・さっ・・・ごめ・・・なさい・・うぅっ・・・」



あたしとお母さんは、強く抱き合いながら幼い子どものように声を出して泣いた。


< 107 / 124 >

この作品をシェア

pagetop