Dear,boy.
案内された場所に着くと、とても大きい3階建ての家があった。


「あれ、君新しくきた人?」


金髪だが、少し幼さがある人がいた。


『あぁ、はい。』


「俺、千賀翔!宜しくな!」
ニカッと笑い、白い歯が見える。

『はい。宜しくお願いします!」


「タメで良いぜ!」


『そんな、悪いです。俺だって雇われてる身なのに…。』

「そーんなことは良いの!はい!タメ!」


『…うん。』

俺は渋々了承した。


「んじゃ、俺に着いてきて!」


そう言われ、家の中に案内された。


「今日は皆いるから、自己紹介しようぜ!」


『はい。』


中は意外にシンプルだった。


リビングに通されると、少しきつい香水の匂いが漂う


「皆~!新しい人来たよ~」


そう言って一斉に目が此方を向く。



『あの、今回お世話になる、泉姫路と言います。宜しくお願いします。』


深く頭を下げ、顔を上げた。



「宜しくな!俺はさっき自己紹介したよな…。翔って呼んでくれな!」


「篠原隼斗です。 俺もタメ良いので。宜しくお願いしますね。」


「望月一也! 宜しくね!」


「中薹雅斗です。 宜しくお願いします。」


全員の紹介が終わったー。と思ったら…


『そういえば、あと一人いませんね…?』


「あー…神谷さんは普段あんまり家にいねぇからなー。」


翔さんがそう言うと、皆さんもため息をついた。



なんか、触れていけない感じがした。
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