Dear,boy.
仕事
いつの間にか、【姫】と呼ばれるようになり、ここの仕事にもだんだん慣れて来ている…
結局、自己紹介をしてもらってからはや1週間。
噂の神谷さんは未だに会ったことがない。
どうしたら良いものか…考えながら洗濯をしていると、ふと口紅のついたシャツを見て、
『やっぱりホスト…なんだな…』
そう思ってしまう。
別に偏見とかそういうんじゃなくて、
こういう仕事なんだ。と痛感する。
「…意外に気にしてたりするんですね。」
ゆういつ俺に敬語の中薹さんが俺の後ろで壁に背中を向け、寄りかかりながら腕組みをしていた。
『いえ…。ただ、そういう仕事なんだなー…。と思ってただけなので…』
「ほぅ…。俺的には泉さんがその翔のシャツに付いた口紅を見て嫉妬しているのだと思いましたよ。」
『なっ!何を言ってるんですか!?
仮にも俺は男だし…。』
「(クスッ 同性…でも行為は出来るので安心して下さい」
俺が騒いでいるのに笑っていて、何故か笑顔が可愛い。
こんな笑顔を、いつも、今夜もお客さんに振り撒いているのだと思うと心がモヤモヤする。
結局、自己紹介をしてもらってからはや1週間。
噂の神谷さんは未だに会ったことがない。
どうしたら良いものか…考えながら洗濯をしていると、ふと口紅のついたシャツを見て、
『やっぱりホスト…なんだな…』
そう思ってしまう。
別に偏見とかそういうんじゃなくて、
こういう仕事なんだ。と痛感する。
「…意外に気にしてたりするんですね。」
ゆういつ俺に敬語の中薹さんが俺の後ろで壁に背中を向け、寄りかかりながら腕組みをしていた。
『いえ…。ただ、そういう仕事なんだなー…。と思ってただけなので…』
「ほぅ…。俺的には泉さんがその翔のシャツに付いた口紅を見て嫉妬しているのだと思いましたよ。」
『なっ!何を言ってるんですか!?
仮にも俺は男だし…。』
「(クスッ 同性…でも行為は出来るので安心して下さい」
俺が騒いでいるのに笑っていて、何故か笑顔が可愛い。
こんな笑顔を、いつも、今夜もお客さんに振り撒いているのだと思うと心がモヤモヤする。