もしも明日もあったなら。
教室へと到着。
「さてと、詳しく何やるか決めないとね」
私はそう言った。
でもなんか弥生聞いてないみたい…。
「弥生?聞いてる?」
そういうと、
「っあ!ごめんごめん、考え事してた…ははっ」
そういって乾いた笑い声で笑った。
「もう…、じゃあ始めるよ?」
そう言って話し合いが始まった。
*
何十分かして、いくつかの事が決まった。
「じゃあ、こんな感じでいいかな?」
「いいと思う」
決まった事は少しだけど、少しは駿の役に立てると思う。
一つ目、お化け屋敷は迷路型。クリアした後にカフェが楽しめる形式。
二つ目、カフェでは延々と色んなホラー映画を流す。
三つ目、場所はでかすぎるうえ、大きい場所じゃないといけないので、挌技場を取っておいてもらう。
それらの事を決めた。
五割くらいふざけてしまったけど、いい感じだろう。