もしも明日もあったなら。

教室へ戻るとまたもや自習だった。
良かった…ゆかりと話せるや。

とりあえず席に着くと隼人が喋りかけてきた。

「なんか白石言われたのか?」

やっぱり白石さんについて聞かれた。

「ううん。なんでもないよ?それより今日も自習なんだね」

「おぅ、そうみたいだぜ」

二人で話していると、ゆかりと駿が来た。

「実陽!」

「ゆかり!と、駿」

「人をついで扱いしないでくれるかな?」

「あ、ごめん」

「弥生も来いよー」

隼人が橋本君を呼んだ。

なんだかんだいって私はこのメンツが好き。
楽しい。あと、橋本君もいるし。

「なんだよ隼人」

「皆で話してるからお前も話そうぜ」

「おっけー」

わいわい話しているうちに明後日の球技大会の話になった。

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