もしも明日もあったなら。
「みーよちゃーん」
急に軽い声がした。
「あ、雨宮君」
雨宮君だった。
どうやら雨宮君のクラスでは縁日をやっているらしい。
しかし、今はやはりお昼時だからお客さんはいない。
私達と同じ状況だった。
「いやぁー、せやから縁日言うても、つまらないわけやないんやで?」
そう力強く演説する雨宮君。
しばらくしたあと、雨宮君の携帯が揺れて、雨宮君はダッシュで戻った。
……
そうして一日は早く過ぎ去り、明日はついに二日目!!!!