もしも明日もあったなら。
ー翌日
また早く登校。
きょうは席替え。すごく気になる。隣が。
「あ…」
失敗した。今日はサッカー部朝練なかったんだ…まじか。
む、つまらないや。
ゆかりは毎日朝練だし。
「はぁー…」
一つため息をついて、巨言うの席替えの為のくじ作りを頼まれたのを思い出したからくじ作りをする事にした。
黙々と作業を続けていると、
ガラッ
扉が開いた。
顔を上げて前を見ると、
私は息をのんで固まってしまった。
何故なら私の目の前には…
橋本君がいたからだ。