もしも明日もあったなら。
日常.5
夏休み。
私は先に宿題を終わらすべく、必死に奮闘中だった。
すると隼人からメール。
内容は、『実陽、俺白石と別れた』。
やっぱり...。
『やっぱり』
『ゆかりの言う通りだったな』
『今度からはゆかり信じてよね』
『おぅ、そうする』
そう言って一端メールは途切れた。
っていうか私が宿題を終わらせたかったからだ。
しばらくして、私は思い出して隼人にメールした。
『隼人って今年の夏祭り行くの?』
『行くよー弥生と』
『だよね』
『私はゆかりと行くよ』
『え、じゃあ途中で合流しようぜ』
『あ、おけ。ゆかりに言っとくね』
『よろしくなー』
そう言って今日は終わった。