もしも明日もあったなら。
その日の夜。
私はゆかりに連絡して、布団で猫とゴロゴロしていた。
「えーっと、明日はゆかりと買い物行くんだよねー…楽しみだなぁ」
猫にそう言うと、「にゃー」と一言いってどこか行ってしまった。
「あー、行っちゃった…」
ま、いいか。
そう思い、マンガを読み始めた。
すると、
ピロンッ♪
と、携帯の着信。
ん?と思い見てみると、知らないアドレスからだった。
誰だよ、こんな時間に…と思いつつ中を見た私は声にならない叫びを叫んでしまった。
なんと、橋本君からだったのだ。