助けてくれたひとは………
「実李帰ったの」
母親が私に気付いて
焦点の定まらない目を向けて話しかけてきた
相当飲んだらしく足元には、何本ものお酒の缶が転がっていた
母の問いかけに私は、何も答えなかった
「何かいったらどうなの?」
「………………」
私は、何も言わないし笑ったりもしなかった
突然
母親が私にいや独り言のように話始めた
「お前は、どうして産まれてきたんだろう………
なんで私は、こんなこを生んでしまったんだろう?
生まなきゃよかった…あぁそうかあんたができた時もう下ろせないほど腹がでかくなって仕方なく生んだんだった
その時の不倫相手に金をもらう目的で生んだのに……相手は逃げてしまうし
お荷物だけが私に残ったんだった」
そう母は、ぶつぶつ言っていた
そして
次の一言で私は壊れた
「あんたなんて望んで生んだ訳じゃあない」
母親が私に気付いて
焦点の定まらない目を向けて話しかけてきた
相当飲んだらしく足元には、何本ものお酒の缶が転がっていた
母の問いかけに私は、何も答えなかった
「何かいったらどうなの?」
「………………」
私は、何も言わないし笑ったりもしなかった
突然
母親が私にいや独り言のように話始めた
「お前は、どうして産まれてきたんだろう………
なんで私は、こんなこを生んでしまったんだろう?
生まなきゃよかった…あぁそうかあんたができた時もう下ろせないほど腹がでかくなって仕方なく生んだんだった
その時の不倫相手に金をもらう目的で生んだのに……相手は逃げてしまうし
お荷物だけが私に残ったんだった」
そう母は、ぶつぶつ言っていた
そして
次の一言で私は壊れた
「あんたなんて望んで生んだ訳じゃあない」