一週間、魔法使いになります。
2 いざ、魔法界へ
★プリンセス体験スタート!
噛む度にトーストのサクッとした音が食欲を掻き立てる。
う〜ん、パンとハム、チーズの組み合わせも結構イケるかも。
今、あたしはリビングでちょっと遅い朝食を食べていた。
昨日遅くまで準備していたせいで起きたの九時頃なんだよね……。
ママが部活に電話入れといてくれてたから良かったけど。
でも、もう服も着替えてあるし髪もきっちりポニーテールしてあるから、後は食べて歯を磨くだけ。
テレビをつけていないと落ち着かないため、いつもは学校や部活で見れない朝の番組を見ながら食事していると。
ピンポーン ピンポーン
機械的なチャイムが鳴り響く。
もう、今食べてんのに……。
面倒くさいけどパンをお皿の上に置き、席を立ってすぐ近くのインターホンを覗いた。
あれ、この人って……ミミさん、だ。
え!? 嘘早くない!?
焦ってテレビの横に置かれた時計を見ると、針が指すのはまだ九時四五分。
ちょっと、あと一五分……。
まぁ、こういうのも大変ミミさんらしいですねーと思って受話器を手に取った。
「はい」
『あ、おはようございます! ミミです。お迎えに上がりました』
ペコリと頭を下げるミミさんは、やっぱり時間の間違いに気付いていないっぽい。
う〜ん、パンとハム、チーズの組み合わせも結構イケるかも。
今、あたしはリビングでちょっと遅い朝食を食べていた。
昨日遅くまで準備していたせいで起きたの九時頃なんだよね……。
ママが部活に電話入れといてくれてたから良かったけど。
でも、もう服も着替えてあるし髪もきっちりポニーテールしてあるから、後は食べて歯を磨くだけ。
テレビをつけていないと落ち着かないため、いつもは学校や部活で見れない朝の番組を見ながら食事していると。
ピンポーン ピンポーン
機械的なチャイムが鳴り響く。
もう、今食べてんのに……。
面倒くさいけどパンをお皿の上に置き、席を立ってすぐ近くのインターホンを覗いた。
あれ、この人って……ミミさん、だ。
え!? 嘘早くない!?
焦ってテレビの横に置かれた時計を見ると、針が指すのはまだ九時四五分。
ちょっと、あと一五分……。
まぁ、こういうのも大変ミミさんらしいですねーと思って受話器を手に取った。
「はい」
『あ、おはようございます! ミミです。お迎えに上がりました』
ペコリと頭を下げるミミさんは、やっぱり時間の間違いに気付いていないっぽい。