助けて。誰か…




妃佳留「決めたようですね。」



斗真「はい。

ありがとうございます。」



妃佳留「お嬢様を
泣かせるのはあなたです。
でも、笑顔にさせるのもあなたです。

今度こそ、幸せになってくださいね。」



俺は、
もう一回頭を下げて、
妃佳留さんに
手紙を渡した後、



今度こそ、
幸せになりたいと思った。






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