助けて。誰か…




美琴「…梓。」



梓「…きっと目覚ますよ。

ねぇ、美琴。
ちょっと1人にさせて…」



美琴は、
何も言わずに、病室から出ていった。




梓「…ねぇ、斗真くん。

私…あなたのこと分からないよ。

分からないまま、
このまま離れ離れになりたくないよ?

目…覚ましてよ。

ううっ…」




早く…
目覚ましてよ。バカ。







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