助けて。誰か…







海翔「集まってる人みんな
最高に幸せそうな顔してたよ。


本当に…
梓と斗真くん結婚式に、
空が澄んでいて良かったね。

なぁ。瑞季。


空の上から見ているか?


2人の幸せそうな姿を。」



この時、
海翔は、
梓のお母さんに向かって、
呟いていた。


聞こえるはずもないのに…




瑞季「…えぇ。
見てたよ。海翔」



返事するはずのない
瑞季の声が、
聞こえたのはきっと…



海翔だけだろう。



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