好きが溢れて止まらない
「あのね、私、昔から人より目立つの。だから、できるだけ目立たないように大人しくしたり、人混みには紛れないようにしてるの。だけどね、おかげで一人で歌うことが好きになったの。この前みたいに。楽しいんだよ?」
いつからか、自分のことも知ってもらいたくて話始めていた。
彼は、私の話を必ず頷いたりしながら聞いてくれる。
それが嬉しくて、もっと海翔くんに近付きたい...そう思った。
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