好きが溢れて止まらない
幸せな帰り道


~真璃side~

想いが通じた。
恥ずかしかったけれど、嬉しかった。


あの後、海翔くんが

「家まで送ってく」

と言ってくれて、帰ることになった。


「せとう.....じゃなくて、真璃」

顔が赤くなってしまう。
今まで名前で呼んでくれた人なんて、家族くらいだった。
同じくらいの男の子に言われたのが嬉しくて、すぐに照れてしまった。
< 34 / 36 >

この作品をシェア

pagetop