好きが溢れて止まらない


入学してから数日たったある日。



放課後、職員室にプリントを持っていけ、と雑用をさせられ、そこから何故かほかの雑用までやることになり、最後に図書室に資料を持っていくことになってしまった。


「早く置きに行かねーと、閉まるな...」



図書室に近づくにつれて、歌声が聞こえてきた。

...誰だ?

そんなことを思いながら、教室を除くとそこには、あの笑顔で歌う瀬戸内がいた。
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