婚約者は突然に~政略結婚までにしたい5つのこと~
「だけどさ、考えてみてよ。相手は総さまな訳でしょ?二人が誘われたら行く?」
私が眉根を寄せて尋ねると二人とも、うーん…と唸り考え込む。
やっぱり自分の事となると微妙のようだ。
「でも、彼氏に構ってもらえない寂しさを紛らわすなら総さまなんて丁度いいお相手じゃない?」
ユミはサラりと髪を掻きあげて可憐な笑みを浮かべる。が、言ってることは極悪だ。
確かに!と言って、香織がポンと手を叩く。
「後腐れないし、遊び慣れてるし、口は堅いし、その上男前だもんね!」
イェーイーと言ってアメリカンコメディーばりにユミと香織はハイタッチしている。
なんで下衆の総さまと浮気するのを同僚にけしかけられてるんだ…。
私はなんだか頭痛がして来た。
私が眉根を寄せて尋ねると二人とも、うーん…と唸り考え込む。
やっぱり自分の事となると微妙のようだ。
「でも、彼氏に構ってもらえない寂しさを紛らわすなら総さまなんて丁度いいお相手じゃない?」
ユミはサラりと髪を掻きあげて可憐な笑みを浮かべる。が、言ってることは極悪だ。
確かに!と言って、香織がポンと手を叩く。
「後腐れないし、遊び慣れてるし、口は堅いし、その上男前だもんね!」
イェーイーと言ってアメリカンコメディーばりにユミと香織はハイタッチしている。
なんで下衆の総さまと浮気するのを同僚にけしかけられてるんだ…。
私はなんだか頭痛がして来た。