16歳のあたしの物語
会場は最寄りの駅から
電車で3駅のところ。


近づくにつれどんどん緊張してくるのが自分でもわかる。


短い道のりか長い道のりか
わからない、会場につき
あたしは深呼吸した。


と、そこへ


『きみー、新入生?何やってんの、遅刻だよ』


ドスの聞いた先生らしき人が
あたし達親子の元へとやって来た。

『生徒は急いで中へ入って、中にいる先生の指示に従って、お母様の方は私が席までご案内します』


私は言われるがままに急いで
中に入り、そこにいた女の先生の指示通り自分の席についた。
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