暗黒マスク伝説『ワンピースとダースベーダーと私』
「・・・もう、ゆうママはいなくなったかしら?」



 1人のママさんがちらりと窓に目をやる。


「ひぃぃっ!?」

 急いでメニューに視線を戻す。




「まだいるのね?!」


 再び5人に緊張が走る。



「い、いたわ!

 絶対に見たらだめよ!!」


「もちろん!」




 窓の外のダースベーダーは両腕を大きく振り回しながらピョンピョン飛び跳ね、自分の存在を猛烈アピール中だ。



 どよめきを増す店内。
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