不思議な力を持つ少女とコックリさんの日常生活!!上巻
「コックリさん、コックリさん、おいでください」
すると、どこからか、ガサガサと音がした。
「一人で我を呼んだな…?」
だ、誰?!すると、後ろに気配を感じた。
なんだか背中に寒気がする。
後ろを振り返ると、着物を着て、狐の耳が付いてる男の人が立っていた。
「あなた…誰ですか…?」
私はそういって手を振り払った。
すると、部屋に雪が降った。
「勝手に家に入らないで下さい。」
また私が手を振り払うと大量の水が現れた。
私が心の中でファイヤーウェーブと唱えると
水がお湯になった。
「ねぇ、早く帰って…?」
「自分で呼び出しておいて…」
男の人は一人でぶつぶつ言っている。
「じゃあ、あなたがコックリさん?」
「ああ。そうだ。」
私はどうしても信じられない。
証拠でも見せてくれないと