妹と彼氏が××してました。
下着屋さんがダメか、今のビッチはなんていうんだ?…パンツ屋さん?なんかパン屋さんみたいで美味しそうだし。可愛いかもね、さすがビッチはこんなとこまで気を遣うんだねすごい。

「ぱんt…」

「ちょっと待って君何言ってるの?仮にも俺は男だよ?」

意識しないの?ドキドキしたり。

と続けるゆきさんをぽかんと見つめる。いやいやいや意識するとか無理っすわー!私は世間一般にイケメンと言われる彼氏に1か月たっても慣れなかったんです。イケメン耐性は0ですがなにか?

「ああー、尊敬しますね。ゆき?さんでいいんですか?」

「ああ、俺はゆき…っていうか菅原幸。ってそれより尊敬?おれのどこを?」

「えっ?だってビッチの事色々知ってるじゃないですか!それってなんでしたっけ男版ビッチ…やりちn…」

「わかったからやめろ下品だ恥を知れ」

「師匠ッ…!かっこいいです尊敬しますお願いします!」

「なにを?悪いけど俺君ごときにかまっているほど暇じゃないんだ」

シャラララーンと効果音が鳴り響くほどの美貌を惜しげもなく晒して、そうはっきりと答えるゆきさん並びに師匠。



「待って行かないで!」

「いやだ離せクソ女!」

そして時は過ぎ、一時間後。

私は師匠の長い脚の最終地点。つまり腰に抱き着いてずるずる引きずられています。おうふ、なんかいいにおいがする香水かな。

「師匠待ってください行かないで弟子を置いていかないで!」

「アンタを弟子にした覚えはない!」

「つーか師匠腰細っ!」

「うっさい抱き着くな!」

「師匠それ言葉攻めですよね?私知ってます!」

ずるずるずるずる…やばい師匠力強い。

でもせめて下着屋さんは教えてください!
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