「好きになっちゃうよ……」~罪な恋ですか?~
「お前おもしれーな
天然系だと思ったら急に冷たくなって……」
相沢くんは何が面白いのか再び笑い出す。
何事か、というように回りの生徒の視線が集まるのを嫌でも感じる。
私の高校生活最悪だよ……
誰とも関わらないで静かに三年を過ごすはずだったのに……
「あ、相沢くん!」
私は慌てて相沢くんをなだめた
三分後
ようやく相沢くんは落ちつき、呼吸を荒くしながら深呼吸している