☆☆☆ 暴れキャンディ ☆☆☆
「!」
風を感じた。
風力の発信源は自分の右の乳房だった。
そして左の乳房へ風を感じた。
右の乳房から左の乳房へ。
風が注がれている。
何か風が。
だから茶碗子はとりあえずブレザーを脱いだ。
それからワイシャツも脱いだ。
さらにブラジャーも外した。
なぜここまでテンポ良く脱いで行ったのか?
答えはあった。
だがこの時の茶碗子はまだその答えに気づいていなかった。
そして茶碗子はとりあえず右の乳房に視線を落とした。
「……」