☆☆☆ 暴れキャンディ ☆☆☆

 「涼」

 「……」

 「涼。これが洗濯するやつか?」

 「……そう。それだよ父さん」
 
 箸矢は瞳を開けた。
 箸矢の父親がやって来た。
 洗濯物が詰まったビニール袋を拾い上げ無理矢理ボストンバックに押し込んだ。

 「涼。どうだ?」
< 152 / 210 >

この作品をシェア

pagetop