華道~小悪魔年下男子と同居!?~



「ごめんって。俺が悪かったよ」



私の隣にご飯を食べ終わった唯が
座ってきた。




「うるさい。あっち行って」


私は唯に背を向ける感じで座り直す。



「お願い。許して?」


そこに唯が近づいてきて
耳元で呟いた。



唯の息が耳をくすぐる。



…なんか兄弟喧嘩してるみたい


こうゆうのしてみたかったかも。



「ふーん!知らなーい」


「もう百合ーっこっち向いてよー」


「知らないよーだ」



なんだか楽しくなってきた。



唯も私がとっくに怒ってないのを
分かったみたいで腰をくすぐってくる。




「それ以上やると、もう絶対
 明日から一緒に行かないからね!!」


「え!!一緒に行ってくれるの!?」


「はぁ~?今行かないって言った
 じゃない。」




仕方ないから明日からも行ってあげるよ

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