華道~小悪魔年下男子と同居!?~
「唯、カラオケ楽しみだな!」
「今日だけだからな。」
なんだよ。百合のやつ。
急に一緒に帰れないとか、
今日は遅めに帰って来てだとか。
「唯とカラオケとか一生忘れないよお。」
「今日は一番自信ある曲歌っちゃお」
おかげでヒマ潰ししなきゃ
いけなくなったじゃん。
俺はそんな事を考えながら
いつものメンツでカラオケに向かってると
拓が目を細めて遠い方を見ながら
口を開いた。
「ん?あれさ、今日唯を
呼び出した二年じゃね?
お?男と一緒にいるけど」
「え?」
拓が見てる方を見ると、
そこには楽しそうに笑いながら歩く
百合と例のアホがいた。
向かってる先からすると
多分2人は百合っていうか俺んちに
歩いてるかんじ。
へーそうゆうことか。
「ごめん、俺、やっぱ今日は
家に帰るわ、じゃあな」
「は!?ちょ、待てよ」
「唯~??」