華道~小悪魔年下男子と同居!?~
「もー涼介ってばアロマ好きすぎだよw」
「だってこれ、凄く良い匂いするんだよ」
唯がうちに来てから初めて涼介を
家っていうか部屋に入れた。
てゆーか唯には遅めに帰ってきてって
メールしてるから、唯が来る前と特に
変わんないんだけどね。
涼介はいつもどうりアロマを匂いながら
ベッドの上でウトウトしてる。
そんな涼介の隣に寝っ転がって
私もウトウトし始めた。
ガチャン
そんな時、一階の玄関から物音が
「ただいまー」
…この声ってもしや。
「え!!!!!!!」
寝ている涼介の隣で飛び上がった私は
なんで!?っていう疑問で頭が
いっぱいになった。
そんな私の隣で目を擦りながら
涼介が起きる。
「なに?どしたの?」
「やばい!!唯が帰ってきた!!」
私は急いで部屋の鍵を閉めに走ったら
ガチャ
「へー。だから俺に遅く帰れって
言ったのか」
先に唯にドアを開けられた。