華道~小悪魔年下男子と同居!?~
ご飯も食べ終わり、私は
そそくさとソファに座り
テレビをつけた。
だって今から快斗が出るんだもん!!
「きゃ!快斗!!…あ!」
私は叫びかけた途端、慌てて
口を手で抑えてキョロキョロした。
…あれ。年下くんいない。
私は念のためキッチンで洗い物を
しているお母さんに話しかけた。
「年下くんは?」
「年下くん…?
あー、唯くんならお父さんに家の中
案内してもらってるからいないわよ」
よっしゃ!!じゃあちょっとくらい
叫んでも大丈夫だよね!!
私はそれから好きなように叫び
好きなように快斗を見つめた。