華道~小悪魔年下男子と同居!?~
色男
「ここを曲がって、で、ここを
ずっーと行くと、はい学校」
「わ、結構綺麗じゃん!」
今日は唯が初めての登校。
だから私が唯を学校まで案内した。
「明日からは自分で行けるよね?」
唯が隣にいると目立つし
私、結構一人が好きだし。
そんな私とは違い唯は首を傾げた。
「え?なんで?同じ家なのに
別行動なの?」
「え、なんでって」
まさか明日からも二人で行くつもり?!
「俺、一回じゃ分かんない。
今日も一緒に帰ろうねー♪」
唯は得意の甘い笑顔で見つめてくる。
なによ、こうゆうときだけ年下みたいに…
「じゃあ最初の一週間だけね」
「やった!」