鈴姫伝説 SideStory 番外編
「それなら、オレも手伝いますよ。
オレ、一応天界の天使の取締役なんで。
今回の仕事、そういう関係ですよね?」
この人が、取締役?
ありえないわ・・・・・・。
でも、いまラルトに取締役を呼んでもらおうとしていたから、頷くしかなかった。
なんなの?
本当に、この男・・・・・・。
なんで私に纏わり付いてくるのか、分からないわ・・・・・・。
はぁ・・・・・・と溜め息をつく。
すると、彼は私を覗き込んだ。
「あ、今、なんでコイツ私についてくるの?って、思ったでしょ?」
「ッッ!」
図星。
なんでわかるの!?
心、読めてるとか!