近くて、遠い。



私はこのまま蹴られたり、殴られたりされて、レイプまでされた。



ボロボロで自力で帰ろうとした、泣きながら




すると目の前から誰か走ってきた



「あ、杏奈!!!」


「いやっ!離してっ」


「俺だよ、瑞貴だよ!」


「み、瑞貴……?」

「どーしたんだよ、なんかあったか?」


「う、ううん、」


「杏奈、怖かったよな。大丈夫だよ」



「み、みずきぃぃい」

「思う存分泣けよ。俺がついてる」
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