誠花

｢えっあっすみません。沖田さん。｣

｢あっ！!やっと僕の名前覚えてくれたんだ。
　　いつものやつお願いできるかな？｣

｢ええ待ってましたよ。沖田さんがほぼ半分をしめているので。｣

｢あっはははは。やっぱりそうだったんだ～。｣
笑っている沖田さんのうしろに何だか小さな影が見えた。
でもだんだんと大きくなっていく影に私は、はあっと息を飲んだ

｢はっ!!!｣

｢花里ちゃん。どうしたの??｣
沖田さんのうしろに大きな拳が見えて思わず身震いしてしまった。

｢きゃあっ！｣

　?｢おい総司!!仕事さぼってんじゃあねえよ。
それから勝手にどっか行くんじゃねえよ。ったく...｣

この人は沖田さんの上の人でいつも怖い顔をしている人という認識しかない。
私が一番苦手なタイプだった。