優＊雪

セツさんを自分の部屋に寝かせ


山崎君を呼びに行った



山崎君と部屋に戻ると


土方さんが私の部屋に


いつもこないのに…　チッ


「優香…？」


土方さん…今、なんて？

優のつく名前

同じ顔なら、別人格の名前

あぁ。　土方さんも会ってたなんて…

しかも、愛おしい人を呼ぶように…



「後で説明します」


山崎君に見て貰っている間に
桶に水と手ぬぐい、飲み水を用意した


「長い間、外におったんやな
風邪や。どこの娘さんや？」

「蕎麦屋のセツさんです
外で倒れていたのですが
家をしらなくて」

「総司。説明してくれ」




「土方さん、試衛館の皆を集めていただけますか？」

「わかった」






山崎君とセツさんを看てると

「あれ？セツさん？」「セツ？って…」

「セッちゃん？」 「セツ！」

「蕎麦屋の…！」

山南さん 永倉君 平助 一君
左之さん…名前忘れた？

「優菜様？」

近藤さん 土方さんが部屋に入る。


「今から、お話しすることは、この方には知られてはいけません。」

セツさんをこの方と手で指した

「今は、セツさんです。」