優*雪
慶喜
俺は、篭の鳥
優菜をずっとそばに置きたかった
俺は、篭の中
優菜は、自分の殻の中
俺たちは、一緒になれない
優菜は、死に
雪之介として、俺の忍になった
町であった面白い話や、出来事
時に政の相談ものってくれたり
すっかり、友達だ
それでもいい
前より明るくなった
本当に、楽しいんだろう
よく笑う
俺も楽しい、よく笑うようになった
雪のその笑顔が見れるから
「慶喜!」と会いにくる
いつも
「慶喜のおかげ!」
とか
俺への忠誠を言葉にする
俺こそ、お前に礼を言いたい
遠くに行くと思っていたのに
そばにいてくれて
俺を守ると言ってくれて
雪… 俺にも守りたいものがあるんだ
愛している
この気持ちはかわらない