優*雪
沖田目線
「総司さん!どうですか?」
「はい!熱も下がって楽ですよ!」
目がさめた私は自室に戻り、休んでいます
セツさんが様子見に来てくれてご機嫌です
「セツさん?」
「なに?」
セツさん…ずっと寝てない?
疲れた顔して……
私が右手でセツさんの頬を触ったとき
「おめぇらここは屯所だぞ!!」
土方さんが部屋に入る
「声くらい掛けてくださいよ!」
私達が睨み合っていると
「あの……?」
ごめんなさい。セツさんを忘れかけました
「あぁ。セツ、山崎が探してたぞ!」
「ありがとうございます
総司さんまた後で!」
セツさんが部屋を出た後
「どうだ?」
「お蔭様でいいですよ!」
「そうか。寝てろ!」
「はーい」
ゴロンと横になる
ずっと寝てるのに、不思議です
また眠くなる
どれほど眠っていたのか…
「総司さん?」 その声はセツさん!!
「 はい!どうぞ!! 」
部屋に入って私の枕元を見るセツさん
見ると…赤いにおい袋?
「あれ?なんでしょう?」