優*雪


数日後


屯所に慶喜が来ていた


土方の部屋で沖田とくつろぐ慶喜


スパーーン!!


「このやろー!ちょろちょろすんなっつってんだろーが!」

雪之介が入ってきたのだ


「出かけると言ったぞ?」

「だからってなんでここなんだよ!」

「そうくんに会いたくて」

「のぶさん!私も会いたかった!」


土方と雪之介は苦笑い


「総司?巡察だぞ? よう!雪!!」

「新八!
慶喜!残念だったな!総司は仕事だ!」

「お前がかわりに行ってこい!」

「慶喜……殴られたいのか!?」

慶喜に詰め寄る雪の肩に、永倉が手を置く

「雪之介と巡察、楽しそうだな!
行こうぜ!!」

「え? 新八!?
新八がそう言うなら…行きたいな!!」

「雪、一番隊 隊長代理お願いしますね!」


雪が土方をみる


「行ってこい」

「やったぁ!!」



雪と永倉が巡察へ

慶喜と沖田は沖田の部屋へ


残された土方は


はあーーー


大きなため息をついた

土方にとって

慶喜と沖田の会話は、冷や汗ものだった









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