優*雪
神咲の忍は怪我をして片膝をつけば
戦線から外される
たとえ幹部でも、指揮官でも
最後まで立ち続けてやる!!
「影朗……指揮をしろ!」
「わかった…お前らここにいろ!」
「申し訳ありません」
肩を落とす二人の頭を撫でた
「はじめてのことだ、よくやった」
影朗と俺は、新選組の元へ
「持ち場にどうぞ。後は雪影がやります」
「何言ってんだ! こいつ怪我してんだぞ」
「だからです!死ぬまで闘わせます」
皆の顔が強張る
俺……忍だからね
急所をやられ、もう助からない
立てる間は仲間の盾になるのが、掟
影朗は、立派な指揮官だ!
私情は出さない
「そういうことだ。戻って」
俺が言うと、土方さんが俺の頭を抱えるように、抱きしめてきた
「何?」
「もう戦うな……本当に死んでしまう」
「戦わなくても死ぬよ?」
「死ぬな!」
「どうしたの?」
土方さん…まさか……
「土方さん? 自分のせいとか思ってる?」
「俺を庇ったから……」
「あはは。 違うよ?
どのみち今日までだったよ」
「雪?」
「おとなしくできないから、死ぬまでやる気だったよ
刺されたのは、誤算だけど。まだ動ける
死に方くらい自分で選ぶ!
そろそろはなして」
「駄目だ!」
「土方さんも、仕事しなよ?」
「好きだ!!」
……?
幻聴?
え?
……好き?
「雪が好きだ!!」
「俺…耳おかしい」
「聞こえてんだろうが……好きだ…」
土方さん…皆見てるよ?
頭の上から優しく言うなよ
俺…面つけててよかった…顔が熱い
「ははは……とりあえず、はなして?」
「放したら行くだろ?」
「戻ってくるならいい?」
土方さんがしぶしぶ放してくれた
戦いの最中じゃなかったら
抱きしめ返したかったけど
「後でね」
後があるかわからない……
戻れるかもわからない…
新選組とかわり、敵を倒す
新選組は土方さんの指示で、元の持ち場へ
「雪!! 負けないでね!!」
「総司!!舐めんな!!」
総司のおかげで心が落ち着いた
土方さんからの 好き はかなりやばい
心臓がうるさい
発作起こすよ……
戦線から外される
たとえ幹部でも、指揮官でも
最後まで立ち続けてやる!!
「影朗……指揮をしろ!」
「わかった…お前らここにいろ!」
「申し訳ありません」
肩を落とす二人の頭を撫でた
「はじめてのことだ、よくやった」
影朗と俺は、新選組の元へ
「持ち場にどうぞ。後は雪影がやります」
「何言ってんだ! こいつ怪我してんだぞ」
「だからです!死ぬまで闘わせます」
皆の顔が強張る
俺……忍だからね
急所をやられ、もう助からない
立てる間は仲間の盾になるのが、掟
影朗は、立派な指揮官だ!
私情は出さない
「そういうことだ。戻って」
俺が言うと、土方さんが俺の頭を抱えるように、抱きしめてきた
「何?」
「もう戦うな……本当に死んでしまう」
「戦わなくても死ぬよ?」
「死ぬな!」
「どうしたの?」
土方さん…まさか……
「土方さん? 自分のせいとか思ってる?」
「俺を庇ったから……」
「あはは。 違うよ?
どのみち今日までだったよ」
「雪?」
「おとなしくできないから、死ぬまでやる気だったよ
刺されたのは、誤算だけど。まだ動ける
死に方くらい自分で選ぶ!
そろそろはなして」
「駄目だ!」
「土方さんも、仕事しなよ?」
「好きだ!!」
……?
幻聴?
え?
……好き?
「雪が好きだ!!」
「俺…耳おかしい」
「聞こえてんだろうが……好きだ…」
土方さん…皆見てるよ?
頭の上から優しく言うなよ
俺…面つけててよかった…顔が熱い
「ははは……とりあえず、はなして?」
「放したら行くだろ?」
「戻ってくるならいい?」
土方さんがしぶしぶ放してくれた
戦いの最中じゃなかったら
抱きしめ返したかったけど
「後でね」
後があるかわからない……
戻れるかもわからない…
新選組とかわり、敵を倒す
新選組は土方さんの指示で、元の持ち場へ
「雪!! 負けないでね!!」
「総司!!舐めんな!!」
総司のおかげで心が落ち着いた
土方さんからの 好き はかなりやばい
心臓がうるさい
発作起こすよ……